12/15(日)に「GDG DevFest Kobe 2019」を開催しました。
会場はサントリーシステムテクノロジー株式会社様にお借りしました。
今回はDevFestということで、GCP、Flutter、TensorFlowと盛りだくさんの勉強会となりました。
「円周率世界記録31.4兆桁への道」岩尾エマはるかさん (Google)
エマさんはまさにこのプロジェクトの中心となった方で、ペタ単位のデータを扱う必要があったこと、その大量のデータの計算を1bitも間違ってはいけないという高精度が求められることなど、プロジェクトの具体的なお話を聞くことができました。
「all about Flutter Interact Keynote − Keynote で話されていたこと」兼高理恵さん (GDG京都)
Flutterはプラットフォームを気にすることなく作りたいものにフォーカスできるようにすることを達成し、進化を続けているようです。
ツールも新しいものが登場していて、sketchからFlutterのコードを生成するなどデザインと開発のワークフローをつなげることも可能になったようです。
「TensorFlow for Mobile」Enrique Lopez Manasさん (Google Developer Expert)
ビデオの映像からGCPで学習モデルを作ってモバイルデバイスに載せるまでのフローや、デバイスに学習モデルを載せておくことで非常に高速に予測結果を出せることなどのお話をいただき、モバイルでTensorFlowを扱うことのメリットが分かるご講演でした。
エンリケさんからは著書を寄贈していただき、じゃんけん大会が始まりました。
おめでとうございます! |
「Accelerate Flutter Apps Development+DroidconKE 2019 Recap」神原健一さん (NTTテクノクロス株式会社 エバンジェリスト)
Flutter開発の高速化ではFlutter StudioでUIを構成できることやRiveというツールでFlutterアプリに簡単にアニメーションを導入することができること、LiveTemplateでのコーディング高速化などのお話をいただきました。
DroidconKE 2019 Recapではアフリカの開発環境の現状など、普段だと知り得ないお話を聞くことができました。
「Flutter1ヶ月と16日触って練習がてらiOS環境でリマインダー作ってる話」山口登さん (N高等学校学生1年生)
Flutterを始めてからアプリを作るまでの過程のご講演をいただきました。
中学生のときに初めてFlutterを触ったときはブロックプログラミングしか経験されたことがなく挫折されたとのことですが、それからJava、C#などのコーディングプログラミングやHTML、CSSを習得されて今回リベンジされたそうです。
LT 「Adobe見学会」岡村有紗さん (カナディアンアカデミー中学1年生)
キッズプログラミングの大会に出場された縁でAdobe見学会に参加されることになったそうで、Adobe社が創造性を大事にしている会社だということが伝わってきました。
LT「flutterでCPUヘビーな処理をするとき」友澤啓太さん (freee株式会社)
Flutterで重い処理をするときの注意点のご講演をいただきました。
Flutterで単純にasync/awaitしてしまうと処理落ちしてしまうのでIsolateを使う必要があり、Dartでfoundation.dartのcompute関数を使うと便利に使えるというお話でした。
記念撮影
記念撮影はオーガナイザーの野田さんが最近購入したドローンで撮影しました。
高さからしてドローンで撮る必要は全く無いということは内緒にしておきますが、素晴らしい写真が撮れました!
(なお、野田さんはドローン操作に夢中で下を向いています)
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最後になりますが、会場をご提供いただきましたサントリーシステムテクノロジー株式会社様、ありがとうございました。