今回からGDG神戸に参加することになりました中倉です。
普段は学生をやりつつ、趣味やアルバイトでAndroidのアプリ開発をやっています。
今後このブログの更新や、GDGの活動の写真を撮影したりしますのでよろしくお願いします。
さて、今回は昨年12/26(土)に開催されたTensorFlow勉強会の報告をしたいと思います。
TensorFlowとは先日Googleが公開した機械学習ライブラリです。
機械学習というと色んなことができそうでワクワクしますよね。
そんな期待もあってか非常に多くの方に参加していただきました。
ほぼ満席となった盛況ぶり |
まず最初は有限会社シーリス代表、有山 圭司さんの発表、「TensorFlowを趣味に活かしてみる」でした。
メガネっ子情報を機械学習を利用して抽出したいという有山さん |
・TensorFlowのサンプルを試して、GPUが使えないと一日たっても学習が終わらなかった
・GPUが使えるマシンでやると1時間で終わった
・Androidのサンプルを動かしてみた
・サンプルにBazel(ベーゼル)が使われている
・現時点(12/26)ではAndroidで動かすためのモデルデータを作成する方法が公開されていない
・知人が何でもかんでもメガネっ子情報を送ってきて困ってる(そうは見えなかったような…)
といったことを発表してくださいました。
次にGoogleのクラウドプラットフォーム デベロッパーアドボケイト、佐藤 一憲さんの発表、「Googleの機械学習ライブラリTensorFlowと新サービスについて」でした。
・Googleの社内システムについて
・現時点で公開されているTensorFlowはシングルノードのみ対応
・TensorFlowは分散系で本領を発揮する
・TensorBoard(ノードの状態を可視化するツール)の紹介
といったことを発表してくださいました。
Google Cloud Vision APIについては以下の動画を参考にしてみてください。
このサービスを使うことで画像認識やOCR、アダルトコンテンツの判定が行えるようです。
次に株式会社パソナテックの夏谷 実さんの発表、「FPGAとHPC」でした。
・FPGAの辛い話
・FPGAも設計次第ではGPUに勝てる
・Pythonで書いたニューラルネットのデータフローを入れるとVerilogを組み合わせて合成してくれるツールを作った話
等を発表してくださいました。
メインの発表のあとにはLTがありました。
山本さん、安武さん、橋本さんがそれぞれTensorFlowを使ってやってみたいことを発表してくださいました。
和歌山の津波避難マップを作成したいという山本さん |
自社サービスに活かしたいという安武さん |
釣り初心者の補助をしたいという橋本さん |
6時間ひたすら動かしたのにWindowsが自動でアップデートしだしてやり直しになったという野田さん |
WindowsではTensorFlowは動かないため、Dockerを利用したそうです。
野田さんいわく6時間後に何かが起こるらしい…
私個人としては、先日やった家の大掃除で出たゴミの分別が大変だったので、物体認識を利用してARで分別を表示できるようなアプリが作れたらなーなんて思ってました。
発表が終わったあとは懇親会。
皆さんTensorFlowや機械学習の話で盛り上がっていました。
炉ばた 炉暖での懇親会 |
2016年もTensorFlowの勉強会を開きたいなと考えてますのでその際はよろしくお願いします。
皆様ありがとうございました。
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