2013年5月31日金曜日

IntelliJでのAndroidSDK r22対応

こんにちは。scarvizです。

以前に紹介した「Android開発にIntelliJを使う」でIntelliJを使い始めたのですが、
この間のSDKのアップデート(r22.0.1)で、少しファイルの配置が変ってしまったようで、
手を入れないといけなくなってしまいました。

今回はその手順の紹介です。


■ハードリンクを作成する
SDKのplatform-toolsフォルダ以下のaapt.exeと、同フォルダ以下のlibフォルダがbuild-toolsフォルダに移動したので、そのままビルドするとビルドエラーになってしまいます。
なので、aapt.exeとlibのハードリンクをplatform-toolsフォルダ以下に作成します。

僕のAndroid環境はWin7なので、とりあえずWin7での手順です。

①コマンドプロンプトを起動する
 ハードリンクの作成には管理者権限が必要になるので、コマンドプロンプトを右クリックでメニューを表示し、「管理者として実行」を選択してください。

②aapt.exeのハードリンク作成
 以下コマンドを実行してください。

fsutil hardlink create (android-sdk-windowsのパス)\platform-tools\aapt.exe (android-sdk-windowsのパス)\build-tools\17.0.0\aapt.exe

③libのハードリンク作成
 Windowsではフォルダのハードリンクは作成できないので、platform-toolsフォルダ以下にlibフォルダを予め作成しておき、その中にdx.jarのハードリンクを作成します。
 以下コマンドを実行してください。

fsutil hardlink create (android-sdk-windowsのパス)\platform-tools\lib\dx.jar (android-sdk-windowsのパス)\build-tools\17.0.0\lib\dx.jar

④IntelliJでビルドが通るか確認する
 これでビルドが通るようになっていると思います。


僕の方では確認できていませんが、Linuxの場合は、lnコマンドで作成します。
カレントをplatform-toolsまで移動したら、以下コマンドで作成できるようです。

ln -s ../build-tools/17.0.0/aapt aapt
ln -s ../build-tools/17.0.0/lib lib


これでとりあえず一安心ですね。

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