2016年5月4日水曜日

「Angular2勉強会」を開催しました。

こんにちは。
中倉です。

4/16にGDG神戸とng-kyotoさんの共催で「Angular2勉強会」を開催しました。
Angular2とはGoogleが主となって開発しているAngular.jsの次期バージョンです。
詳しいことは後述する@shin_v1さんのスライドがわかりやすいと思います。

今回も多くの方に参加して頂きました。

ほぼ満席となった会場

25人の枠に対して倍以上の方が申し込んでくださいました。
最近本当にすぐ埋まりますね。。。
ありがたい限りです。

最初は@shin_v1さんが簡単にAngularについて紹介してくださいました。

初めてのAngular2

発表スライドはこちらからご覧になれます。
非常に簡潔にまとめられており、Angular.jsとAngular2の違いや参考となるページの紹介など、これからAngularを使ってみようという人にとって、とても有益な発表でした。


次はらこらこさんこと@laco0416さんがAngular2とES2015について発表してくださいました。

Angular2 and ECMAScript

発表スライドはこちらからご覧になれます。
TypeScriptではなく、ES2015でAngular2を書く方法について話してくださりました。
個人的には、ES2016はES2015からの変更点が少なく、今年はJavaScriptに入門するにはもってこいの年だと仰っていたことが印象に残りました。
らこらこさんは、この日のために東京から自費で来てくださいました。本当にありがとうございます。


最後は本勉強会の主催者である@_likrによるAngular2のハンズオンでした。


Angular2ハンズオン

資料はこちらからご覧になれます。
ライブコーディングしながらAngular2で簡単なWebアプリケーションをつくりました。

皆さんもくもくと作業をされていました
実は僕自身、Angularを触ったことがなかったのですが、それでもわかりやすい解説と資料でスムーズに進められました。あと個人的にvim使いこなせるとかっこいいなぁと…

Angular2はまだ正式版が公開されておらず、これから変更が入るかもしれません。しかしフロントエンド開発において今後使われる技術であることに変わりはないと思います。
今回の勉強会でAngularに少しでも興味を持ってもらえると幸いです。


2016年3月20日日曜日

「Unity入門勉強会」を開催しました!

こんにちは。
中倉です。

3/12に「Unity入門勉強会」を開催しました。
GDG神戸ではUnityを使ってCardboardやOculusRiftといったVRアプリを作ることを目指した勉強会を開いています。
今回はその中でもプログラマ向けの勉強会を開催しました。

Unityテクノロジーズジャパンさんに頂いたノベルティ

今回もたくさんの方に参加頂きました

午前中はUnityの使い方の紹介、午後はハンズオンで簡単なゲームを作るという内容でした。
正直Unityをほとんど触ったことがない状態でスタッフをやっていたのですが、それでもある程度は受け答えでき、Unityの習得しやすさを実感しました。

Unityの使い方を説明する野田さん

午後からはUnityクリエイターズの松田さんにも参加して頂き、実際にゲームを作ったりして非常に有意義な勉強会になったと思います。

Unityクリエイターズの松田さん

今回の勉強会で使った資料はこちらからご覧になれます。
9時〜18時という長丁場の中、非常に多くの方に参加頂き本当にありがとうございました。

今回はプログラマ向けということでしたが、GDG神戸では
・4月 非プログラマ向けのUnity勉強会
・5月 Unityを使ったCardboard(VR)勉強会
・6月 Unityを使ったCardboardやOculusRift向けVRアプリの勉強会
の開催を予定しています。

Oculus RiftやHTC Vive、PS VRなどの発売が続々と始まる2016年。
まさにVR元年といえる年になるでしょう。
それらの製品向けに自分でアプリを作れたらとても面白そうですよね。

今回勉強会に参加して下さった方、
プログラマじゃないけどUnity簡単って聞くしちょっと触って見たいって方、
UnityやVRに興味があるって方、
是非今後のGDG神戸の勉強会に参加してみてください。
お待ちしています。



2016年1月5日火曜日

「TensorFlow勉強会」を開催しました!

こんにちは。
今回からGDG神戸に参加することになりました中倉です。
普段は学生をやりつつ、趣味やアルバイトでAndroidのアプリ開発をやっています。
今後このブログの更新や、GDGの活動の写真を撮影したりしますのでよろしくお願いします。

さて、今回は昨年12/26(土)に開催されたTensorFlow勉強会の報告をしたいと思います。

TensorFlowとは先日Googleが公開した機械学習ライブラリです。
機械学習というと色んなことができそうでワクワクしますよね。
そんな期待もあってか非常に多くの方に参加していただきました。

ほぼ満席となった盛況ぶり

まず最初は有限会社シーリス代表、有山 圭司さんの発表、「TensorFlowを趣味に活かしてみる」でした。
メガネっ子情報を機械学習を利用して抽出したいという有山さん

・TensorFlowのサンプルを試して、GPUが使えないと一日たっても学習が終わらなかった
・GPUが使えるマシンでやると1時間で終わった
・Androidのサンプルを動かしてみた
・サンプルにBazel(ベーゼル)が使われている
・現時点(12/26)ではAndroidで動かすためのモデルデータを作成する方法が公開されていない
・知人が何でもかんでもメガネっ子情報を送ってきて困ってる(そうは見えなかったような…)
といったことを発表してくださいました。


次にGoogleのクラウドプラットフォーム デベロッパーアドボケイト、佐藤 一憲さんの発表、「Googleの機械学習ライブラリTensorFlowと新サービスについて」でした。



Google Cloud Vision APIについて
・Googleの社内システムについて
・現時点で公開されているTensorFlowはシングルノードのみ対応
・TensorFlowは分散系で本領を発揮する
・TensorBoard(ノードの状態を可視化するツール)の紹介
といったことを発表してくださいました。

Google Cloud Vision APIについては以下の動画を参考にしてみてください。



このサービスを使うことで画像認識やOCR、アダルトコンテンツの判定が行えるようです。


次に株式会社パソナテックの夏谷 実さんの発表、「FPGAとHPC」でした。



・FPGAの辛い話
・FPGAも設計次第ではGPUに勝てる
・Pythonで書いたニューラルネットのデータフローを入れるとVerilogを組み合わせて合成してくれるツールを作った話
等を発表してくださいました。

メインの発表のあとにはLTがありました。
山本さん、安武さん、橋本さんがそれぞれTensorFlowを使ってやってみたいことを発表してくださいました。


和歌山の津波避難マップを作成したいという山本さん
自社サービスに活かしたいという安武さん
釣り初心者の補助をしたいという橋本さん
そして我らがGDG神戸の野田さんはTensorFlowというよりWindowsアップデートと戦ってました。
6時間ひたすら動かしたのにWindowsが自動でアップデートしだしてやり直しになったという野田さん

WindowsではTensorFlowは動かないため、Dockerを利用したそうです。
野田さんいわく6時間後に何かが起こるらしい…

私個人としては、先日やった家の大掃除で出たゴミの分別が大変だったので、物体認識を利用してARで分別を表示できるようなアプリが作れたらなーなんて思ってました。

発表が終わったあとは懇親会。
皆さんTensorFlowや機械学習の話で盛り上がっていました。

炉ばた 炉暖での懇親会
今回、非常に多くの方に参加していただき、勉強会も懇親会も楽しく過ごすことができました。
2016年もTensorFlowの勉強会を開きたいなと考えてますのでその際はよろしくお願いします。
皆様ありがとうございました。

2015年7月4日土曜日

AndroidWearとUnityを連携する 後編

こんにちは。野田です。

前回に引き続き、AndroidWearとUnityを連携させる方法を紹介します。

最終的な目的としてはCardboardアプリをAndroidWearで操作できるようにすることです。
ここで紹介するのは連携するところまでで、続きは7/18(土)のAndroidWearハッカソンでやろうと思ってます。
皆さんにも体験してもらえるようにCardboardもいっぱい持っていくので、興味がある方は、ぜひ参加してくださいね!
http://goo.gl/forms/hEq7Pch3fy

今回の後編では、Unity側の実装の説明をします。


2015年7月1日水曜日

AndroidWearとUnityを連携する 前編

こんにちは。野田です。

今回と次回でAndroidWearとUnityを連携させる方法を紹介します。

最終的にはCardboardSDK for Unity使って、CardboardアプリをAndroidWearで操作できるようにしたいのですが、ブログで紹介するのは連携させるところまでです。
続きは7/18(土)のAndroidWearハッカソンでやろうと思ってます。
皆さんにも体験してもらえるようにCardboardもいっぱい持っていくので、興味がある方は、ぜひ参加してくださいね!
http://goo.gl/forms/hEq7Pch3fy

今回の前編では、Android側の実装の説明をします。


2015年6月7日日曜日

「GoogleI/O Extended 2015 Kobe」を開催しました!

こんにちは。
野田です。

5/28に「GoogleI/O Extended 2015 Kobe」を開催しました!
https://plus.google.com/events/cjqbeml8h9j48fdnpb032791qrg

バーのフロアを貸し切りで、ソファーがあるゆったりした空間での開催となりました。
キーノートが始まるまでは乾杯して、自己紹介したり、近くの人と会話してということをしていました。
今回神戸は初のExtendedになるので、僕はいっぱいいっぱいでしたけどね!

まずはみんなでTシャツを着て、準備。

一部着方が怪しい人もいますが…


会場の映像を見ながら、Google I/Oを心待ちにします。



日本は深夜帯なので、始まる前は「寝そう」って言ってたりもしてたんですが、結構みんな起きてましたよ。
キーノート終わった後は、時間見て、次の日仕事だったりする人が帰ったり、そのまま残って続きのセッションを見たり、
キーノートで発表があったAndroid Mを取ってきたり、ドキュメント見たりしていました。

神戸での初開催というだけでなく、僕自身がExtended初参加でもあったんですが、一人で2、3時間見るより、楽しめたかなというのはありました。
今回はAndroidがメインだったんですが、ドキュメントを追いかけて、いろいろ話をしている人もいて、そういう話を聞けるのも参加するメリットだったりしますね。

最初らへんは映像が遅延して、ドタバタしていたところもありましたが、何とか無事終了して良かったです。
本当に遅い時間に集まって頂いて、ありがとうございました!

「初級〜中級者向けAndroid勉強会」を開催しました!

こんにちは。
野田です。

5/23にGDG神戸「初級〜中級者向けAndroid勉強会」を開催しました!
https://plus.google.com/u/0/events/c5j56doesbqlh9dhs8g3rfuo6m8

講師は夜子ままさんです。
前半がAndroid初心者向けのアプリ開発ハンズオン、後半がMaterialDesignについての講義でした。



初心者向けアプリ開発ハンズオンでは、まずは「Hellow World」からですが、AndroidStudioの使い方も合わせて教えて頂きました!
ショートカットも色々ありますからね。便利に使っていきたいですね。

あと、デバッグ実行でブレイクポイント張って、ステップ実行するというのもやりました。
「こうやったらアプリできます!」だけでなく、ちゃんとデバッグまで教えてくれる、初心者にとって至れり尽くせりなハンズオンでした。

後半はMaterialDesignについてです。サンプルプログラムを動かしながら、その動作はどう実装しているのかを解説して頂きました。
内容はまとめると以下のような感じです。

  • Toolbar
    • 今までActionBarを使っていたところをToolbarにして、ScrollViewと合わせると、上下に動かしたときにToolBarが出たり隠れたりする動きができる。
  • Palette
    • Paletteを使うと、画像の色情報を取ってきて、それを例えばToolbarの色などに反映させられる。
  • RecyclerView
    • RecyclerViewを使うと、リストの各項目をバラバラのレイアウトで作ることができて、例えば大小のカードを並べたリストをつくることができる。
  • PropertyAnimation
    • PropertyAnimationを使うと、Viewのプロパティの値を操作するので、AnimationでViewを動かしたときに、実体が移動してくれる。例えば、従来だとボタンを移動させるAnimationをさせても、実体は動かないので、元の位置を触ると、ボタンがなくても押下時イベントが発生する、が解消される。

今回のスライド資料は以下に上がってます。
http://www.slideshare.net/yokmama/android-studioandroid-48471077

結構盛り沢山でしたが、後半は駆け足気味だったので、夜子ままさんも「改めてMaterialDesignの勉強会したいですね」って仰ってました。
Android Design libraryも出てきたので、今後の勉強会も楽しみですね!